縁があり4月からyaottiさんが進める自宅トレーニングを始めていました。
運動不足解消とメンタル安定化のための、自宅トレーニングのすすめ – 具体的な方法と習慣化の工夫|やおっち@Coachat🐢|note
結果としては「気分が良くなり、続けられる」という印象で人に進めたい経験でした。
今回は1ヶ月間の自宅トレーニングの振り返りをして自分自身の中で何がどうなったのかを書いていきたいと思います。
基本情報
まず初めに、4月時点での対象者である私についての基本情報や心構えを書いていきたい。
- 30代男性
- プログラマー
- インドア派
- 運動に興味がない
- 持久力がなくなり体力の衰えを感じる
最近は集中力がなくなり刹那的な感情の高まりを利用して物事を終わらせる事が出来なくなってきた。主に身体的な不調が原因だったため、改善するために物事のやり方を見直したりジムに通い出してトレーニングを始めたがジムは挫折中、別の個人的な目標を達成するまでジム通いはお休みしている最中。
トレーニングに興味はあったのでTwitterでお勧めされていた本を購入したらトレーニングサポートに誘われたため「受け身でなら出来るかも?」と了承した。
これがその時のツイート
トレーニングメニュー
詳細なサポート内容やトレーニング方法はyaottiさんが書かれた記事を参照してもらいたい。ベースとしては書籍のプリズナートレーニングでの器具を使わない「自重トレーニング」のメニューを組み、朝起きたら実行。
以下のメニューを実行している
- 月: プッシュアップ
- 火: スクワット
- 水: レッグレイズ
- 木: プッシュアップ
- 金: スクワット
- 土: レッグレイズ
- 日: 休息日
ポイントとしては絶対にSTEPを飛ばさないで順番に実行する、ということを意識した。
プリズナートレーニングの中では難易度が低いものをSTEP1として初心者、中級者、上級者のゴールが設定されてSTEP10までの掲載がされている。
STEP1は大抵の人であれば軽くこなせる内容なので「自分ならSTEP3からやろう」と始めてしまう。だが、それは途中でトレーニングを途中で辞めてしまうダメなパターンとして紹介されていて筋肉が追いつく前に限界が来て進捗が得られずに挫折してしまう結果になるらしい。
運動嫌いだったがジム通いを始めた時に図書館で借りた本の一節を引用しておきたい。
うまく行く人は一見スローな感じがする
気負いや焦りがない分、あまりやる気になっていないように見えるが決してモチベーションが低いわけではない
アドバイスを受けたらそれを信じてやる
一度に多くのことを変えないし一度に多くを望まない。
「しばらくの間はトレーニングに慣れることを目標にしよう」と考える
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
朝起きてからすぐ実行するのは最初は苦痛だったが、他に邪魔されるイベントがないので続けられる要因となった。夜だとその日の疲労度などでスキップしてしまう可能性があるからだ。
サポート内容
基本的にはトレーニングを行なった後の記録「何日に何のトレーニングを何回してどうだったか」を書き出し、それをyaottiさんに送信してコメントを返してくれる。実際に送っているコメントは以下
2020/5/2 レッグレイズ:フラット・ニー・レイズ 20*2呼吸を意識、後半がキツかったのでスピードが早くなってフォームが崩れてしまった体☁️気分🌤
他には定期的にZoomでのミーティングで状況の確認をしてもらった。
他に実現したい目標もあったので基本的にトレーニングについては受け身で居るつもりだった。付かず離れずというサポートだったので心地よかった。
トレーニング中の心構え
受け身で始めていたが、やっているうちに情熱が沸いてしまうもので以下の項目を意識して行なっていた
- 成長する
- 納得を重視
- 思い通りに出来る場所にする
プリズナートレーニングの中で書かれていた「トレーニングだけが岩のように安定している場所になった」が気に入っていて、この項目(P322~323)を何度も読んでいた。
トレーニングだけが確かなものであり、楽しみだった。一日のうちのそれ以外の時間がどれほど狂気に満ちていようと、その狂った世界で、トレーニングだけが岩のように安定している場所になった。
確かに、監獄に入った事で失ったものは多い。しかし、体を鍛える時間が、健康と体力、そして、自尊心を取り戻してくれた。
ここで1レップ追加し、そこで技術が進歩する。よりハードなエクササイズにステップアップする。倫理的であり、意味があった。筋が通っていた。常に前進し、常にコントロールしていた。
わたしにとって、これほど特別で魅力的な時間はなかった。
プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ
ある程度の年齢になると、自分自身の思い通りになることは少なく、コントロールできない物事や無駄になった時間が数多くあると思う。
だけどトレーニングは自分自身がコントロールできる場所で、トレーニングをした回数1つ1つ全てに意味があり次につながっている。無心で取り組める心の拠り所になる場所になっていた。
1ヶ月トレーニングを継続した結果
- トレーニング進捗
- プッシュアップSTEP2 中級者クリア
- スクワットSTEP2 中級者クリア
- レッグレイズSTEP2 中級者クリア
- トレーニングが心の拠り所になった
- トレーニング後に気分が落ち込む事が減った
- 1回も休むことなく続けられた
- 今後も続けられる確信が得られた
1ヶ月継続できた理由
刹那的な達成感ではなく、自分自身の納得感を常に意識して成長を実感するのを心がけた結果だと思っている。
運動 = 身体を動かしてリフレッシュ
トレーニング = 身体を鍛えて精神を安定させる
という認識が自分の中で変わっていった事も関係しているかもしれない。身体を動かす事が目的ではなく、自分自身の精神向上 = QOLの向上を重視したのが良かったかもしれない。
あとはyaottiさんに日々の記録を送信して「見られている」感覚を意識して行なっていたのも大きな要因だと思っている。そのため1ヶ月足らずでは習慣化に成功したとはまだ言えないため、今後もサポートしてもらうために継続をお願いした。
最後に
平凡な自分が出来る武器としての「継続」を意識する事が増えてきました。今風に言えばサステナビリティ(持続可能性)でしょうか。
刹那的な達成感や一時的な感情の高まりはモチベーションとなり大きな力になると思います。ですがモチベーションだけに頼っていると精神的な疲弊には対処できないと考えています。
モチベーションに頼らずに達成するための武器として「継続」を利用したいと考えているのですが、継続には終わりがなく挫折してしまう事が多々あります。
継続の助けとなる理性を高める、あるいは意思の力を高めるためにもトレーニングを継続する。一見矛盾しているかもしれませんがトレーニングを継続すればあらゆる物事が好転していくんじゃないかと考えるようになってきました。
今回の記事でトレーニングのサポートに興味を持った方はこちらからyaottiさんにサポートの依頼をしてみるといいと思います
オンラインで個人の習慣づくりを支援する会社Coachatを創業しました|やおっち@Coachat🐢|note
継続に関して、今はトレーニングの回数を常に上げられるので達成感につながっていますが、将来的には回数が上がらず挫折してしまいそうになるかもしれません。その時にはこの言葉を思い出して実践していきたいと思います。
優れた人になる唯一の方法は、同じことの繰りかえしに、いつまでも魅了されることだ。退屈に恋をしなければならない。
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