あけましておめでとうございます。
今この記事を書いている日は1月5日と正月三が日が終わった所なのですが、正月気分は終わっていないので今年の目標や去年の振り返りを書き綴ってみようと思います。
去年は「自分のメリットを見極める」
今年は「メリットのためにブランディングを行う」
で行こうと思っています。どうぞよろしく。
以前までは1年の初めに今年やる事100個を並べたりしていたのですが、やる事に追われてしまうと焦りが出てしまったり多すぎると終わらせるモチベーションがなくなってしまったので、今年はざっくりとした目標を上げてその時に出来ることを着実に実行していこうかなと。
去年の振り返りとして、過去の自分の行動原理は「人に優しく」をモットーに行動していたつもりなのですが、自分自身の未熟さや偏見、行動する主軸となるものも不明確だったため、人に対して押し付けの優しさになってしまう場面が多々あったかなと考えるようになりました。
優しくしようと考えるあまり、自分のメリットを度外視して行動して勝手に疲れて見返りを求めてしまう場面が出ていました。自分がやられたとしたらちょっとした恐怖ですね。優しくする事は良い事のはずなのに、優しくしようとするあまり自分自身が不幸せになっていました。
映画やドラマでは「自分のメリットで行動するのは悪」「人に優しくすることが正義」みたいに伝えてくる作品が多くあると思いますが、あくまでフィクションであり、そのまま受け取ってそのまま実行するのは違うかなと。
優しくするなとは言いませんが、自分のメリットを度外視して行うのは自分を守れなくなるので、自分自身のメリットを先に考えてから人に優しくする、二宮尊徳の言葉を借りれば「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」ということだと思っています。個人に対して当てはめるとメリット=経済になると考えています。
身近な例を挙げるとYouTubeの違法動画が当てはまると思います。テレビ番組を録画したものを上げてもテレビ番組の制作者ではないため収益化する事はできず、制作者からは作ったものを悪用したと捉えられて嫌がられて、動画を上げた人にとっては再生回数を見て満足感を得られるから上げるのでしょうが、テレビ番組という経済活動の産物を道徳なく上げているため犯罪になります。
映画スパイダーマンが好きなのですが、主人公のピーターパーカーはニューヨークの人々を無償で助けるが自分は生活が成り立たなくなって不幸になる。美談のように演出はしていますが、映画という経済活動の中で道徳を演出しているというメタ情報をちゃんと認識しましょう。
そういった心境の変化もあったため、去年は優しくする前に「自分のメリットを見極める」事を重視して行動してきました。
冷静になるとシンプルなもので、人との関係形成時にお互いにメリットがある話ではないと感じれば関わりを断つというだけでイライラしたりストレスを感じない穏やかな生活が送れたなと思います。
今年はそれをアップデートするために個人としてのブランディングを明確にしていきたいと思います。「これが自分にとってメリットですよ」と声を上げて判りやすくすれば、お互いのメリットを重視してくれる人に伝わりやすく良い繋がりになるので。
今年もよろしくお願いします。